――九州の強豪校でレギュラーを目指した3年間――
はじめに|高校選びは、人生で最初に“覚悟”を問われた決断だった
中学生の僕にとって、高校選びはただの進路選択じゃなかった。
それははっきりとした「覚悟」を決める瞬間だった。
どこで野球をするか。
どんな環境に身を置くか。
その選択が、これからの野球人生を決めると思っていた。
高校を選ぶときの基準は「強さ」と「実績」だった
僕が九州の強豪校を選んだ理由は、とてもシンプルだ。
- 強い学校に行きたい
- 強豪校でレギュラーを取りたい
- その先にプロ野球選手を本気で目指したい
「強豪校でレギュラーになれないなら、その時点で終わりでいい」 当時はそれくらいの覚悟で、進路を決めていた。
入学前から、すでに勝負は始まっていた
覚悟が決まっていたから、行動も変わった。
中学のチームを卒団したあとも、
中学の練習に参加し続け、
今まで以上に自分を追い込んだ。
正直に言うと、 高校の練習が「きつくてついていけない」と感じたことはなかった。
中学時代のほうが、よほどハードな練習をしていたと思う。
だからこそ思っていた。 「ここで勝てないなら、どのみち通用しない」と。
強豪校でレギュラーになるということ
強豪校では、実力がすべてだ。
……そう信じていた。
実際には、実力だけでは足りない場面もある。
だから僕は、こう考えていた。
監督の好き嫌いで使われない選手にはならない
「使わざるをえない成績」を残し続けて試合に出場する
毎試合、必死だった。 1試合、1打席、1プレーごとに、
自分の価値を証明し続ける感覚。
レギュラーであっても、安定なんてなかった。
今だから言える、少しだけ後悔していること
正直に言う。
他の高校を見ておけばよかった
そう思うことは、今でもある。
- 地元の高校で甲子園を目指す道
- 違う環境で、別の伸び方をする選択肢
そういう可能性を、ほとんど考えていなかった。
当時の僕は、 「強豪校か、それ以外か」 という二択しか見えていなかった。
それでも、この選択を否定することはない
後悔があるからといって、この道を間違いだったとは思っていない。
九州の強豪校で学んだものは、今でも自分の中に残っている。
- 激しい競争の中で戦い続ける力
- 結果がすべての世界での忍耐力
- ときに理不尽な現実と向き合う経験
これは、その後の人生でも確実に生きている。
高校選びで悩んでいる中学生へ伝えたいこと
中学生にとって、次のステージは「高校」だ。
だから、野球だけで選びたくなる気持ちはよく分かる。
でも、僕はその後にこう思うようになった。
- 大学や社会人で伸びる選手は、たくさんいる
- 高校名だけが、成長を決めるわけじゃない
プロになれる人は、本当に一握りだ。
だからこそ、 中堅校や進学校も含めて、 野球を辞めたあとの選択肢が広がる道 という視点でも考えてみてほしい。
ただひとつだけ、はっきり言いたい。
あれだけの覚悟を持って挑戦したことを、後悔しているわけじゃない
おわりに|選んだ道を、成果に変える覚悟
最後に、当時の自分へ言葉をかけるなら、こう言う。
自分で選んだ道だ
なら、その道を成果に変えるまで、覚悟を持って進め
高校野球の進路選択に、 正解も不正解もない。
あるのは、 選んだ道をどう生き切るかだけだ。



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