**IT未経験スタートの本音と乗り越え方
―26歳、ゼロからエンジニアになった僕のリアル―**
IT未経験でエンジニアになる――
言葉にすると簡単だけど、その裏には“キレイごとじゃない現実”がある。
僕自身、エンジニアになった今だからこそ言えるが、あの頃の僕は毎日が戦いだった。
今回は、取材形式で振り返りながら、
未経験からITの世界に飛び込んだ僕の本音と、どうやって乗り越えてきたかを正直に書いていく。
■ なぜIT業界に飛び込んだのか
僕は元々、野球をずっとやってきた。
野球って、実力で勝負できる世界だ。
努力した分だけ力になるし、積み重ねたものが裏切らない。
だからこそ、社会に出ても
“自分の実力で勝負できる世界で生きたい”
と思っていた。
リモートで働ける環境にも惹かれたし、
将来は独立したいという気持ちも強かった。
そのすべてが繋がって、僕はIT業界に飛び込む決断をした。
■ 未経験からの勉強は、想像以上に過酷だった
最初は本当に何も分からなかった。
コードを見ても意味不明。
用語は呪文にしか見えない。
そして何より辛かったのは、
“自分の理解が誰よりも遅い”
と感じたこと。
周りは理解しているのに、
自分だけ置いていかれる感覚。
悔しさで胸が熱くなる瞬間が何度もあった。
僕は負けず嫌いだ。
だからこそ、
「だれよりも早く成長してやる」
という気持ちで食らいついた。
それでも、エラーが解決できない日々は続いた。
■ 深夜3時、4時までコードと向き合う日々
未経験で仕事を始めてからは、毎日が戦いだった。
エラーが直らない。
原因が分からない。
何時間考えても前に進まない。
深夜3時、4時までコードと格闘して、
心が折れそうになったことなんて数えきれない。
「俺、才能ないんじゃないか」
「向いてないのかも」
そんな気持ちが何度も頭をよぎった。
それでもやめなかった。
やめたくなかった。
逃げたくなかった。
■ 自分を褒めたいと思える“たった一つの行動”
僕が唯一、自分を誇れると思っていることがある。
それは、
どんなにつらくても、ソースから逃げなかったこと。
業務量が多くても、
眠くても、
心が折れそうでも
“自分の成長のため”と割り切って
とにかく食らいついた。
するとある日、ふと気づいた。
「あれ…ソースがスラスラ読めるようになってる」
その瞬間の嬉しさは、今でも忘れない。
積み重ねは裏切らない。
野球のときと同じだった。
■ 成長を実感した瞬間
僕が「エンジニアになれた」と思ったのは、
以下の2つの瞬間だ。
- ログを読んで障害対応ができるようになったとき
- 設計書とソースを見て、プログラムの仕様が頭に入るようになったとき
ただコードを書くのではなく、
“なぜその処理になっているのか”
“どんな意図で作られた機能なのか”
が分かるようになった。
世界の見え方が一気に変わった。
■ 未経験時代に後悔したこと
やってよかったことは山ほどあるが、
逆に「これは無駄だった」と感じたことが一つだけある。
わかったふりをすること。
これは本当に意味がなかった。
その場はやり過ごせても、必ず後で自分の首を締める。
素直に聞く、素直に調べる――
それが最短ルートだった。
■ 未経験で苦しんでいるあなたへ
今、苦しくても、いつか必ず報われる。
エンジニアは、
経験も知識も、頑張った分だけ確実に積み上がる仕事だ。
苦しんだ分だけ力になる。
迷った分だけ実力になる。
だから、どうか諦めないでほしい。
最後までやり抜けば、必ず景色が変わる。
僕がそうだったように。
■さいごに
僕もまだ道の途中だ。
完成された人間ではない。
でも、あの頃の苦しみも不安も焦りも全部、
今の僕の力になっている。
そして今日もまた、コードに向き合いながら成長していく。
もし今、同じように苦しんでいる人がいたら、
この言葉を届けたい。
「いつか必ず、スラスラ読める日が来る」
その日まで、共に頑張ろう。

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