「野球やってきました」だけでは評価されなかった現実

人生・キャリア

―― 社会に出て分かった、元球児の立ち位置

はじめに

「野球をやってきました」

新卒の面接では、この言葉は間違いなく武器だった。
面接官の反応は良く、話も広げやすい。
実際、面接では有利だったと思う。

でも、仕事が始まってから気づいた。

野球をやってきたことは、“仕事の評価”とはほとんど関係なかった。


面接では評価される。でも、それだけだった

新卒の面接では、
野球をやっていたこと自体が話題になる。

  • 継続力
  • メンタル
  • チーム経験

そういったものを想像してもらいやすい。

正直、話す内容がある分、
「面接では有利だな」と感じた。

でもそれは、
あくまで「入口まで」の話だった。


実際の仕事では、野球は関係なかった

いざ仕事が始まると、空気は変わる。

  • 野球をやっていたかどうか
  • どのレベルでやっていたか

そんなことは、誰も気にしていない。

野球経験者に話すと
「すごいね」と驚かれることはある。

でも、野球を知らない人に話すと、
反応はだいたい「そうなんだ」で終わる。

それが現実だった。


評価されないことに、不満はなかった

ここは、あえて正直に書いておく。

「野球の経歴で、ずっと評価されたい」 そんな気持ちは、もともとなかった。

だから、 評価されないことに対して、
強い悔しさや怒りがあったわけでもない。

むしろ、

「社会に出たら、そういうものだよな」

と、どこか納得していた。


野球だけに頼らないと決めた

野球以外にも、
自分の武器を作らないといけない。

そう思ってから、 資格の勉強など、別の努力を始めた。

社会では、

  • 何をやってきたか
  • 何ができるのか

が、冷静に見られる。

だからこそ、
野球だけにすがるつもりはなかった。


一番ズレていた考え方

今振り返って思う、
野球と社会の一番のズレはこれだ。

「結果さえ出せばOK」だと思っていたこと。

野球では、 結果がすべての場面が多い。

でも社会では、

  • プロセス
  • ルール
  • 周囲との連携

これらが同じくらい重視される。

結果だけでは評価されない世界だった。


野球をやっていたからといって、褒められなくていい

大事なことなので、はっきり書く。

野球をやっていたからといって、
社会で特別扱いされたいわけじゃない。

野球の話で褒められなくていい。
過去の経歴で評価されなくていい。

評価されるなら、今やっていることで評価されたい。

だから僕は、
野球とは別のもので勝負すると決めた。


これから社会に出る元球児へ

もしこの記事を、
これから社会に出る元球児が読んでいるなら、
これだけは覚えておいてほしい。

社会人になってまで、
学生時代の栄光にすがるな。

野球をやってきたことは誇っていい。
でも、それに頼り続ける必要はない。

社会では、
「今の自分」が評価される。


おわりに

「野球やってきました」だけでは、
社会では評価されなかった。

でもそれは、
野球が無意味だったということじゃない。

野球は入口にはなる。
でも、ずっと通用するものじゃない。

だからこそ、
新しい武器を作って、前に進めばいい。

それだけの話だ。

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